地盤/崖



 地盤
地盤が軟弱だと、不同沈下が起こります。また地震の際は、揺れが大きく家屋損壊します。
地盤が弱い地域には住まない方がいいです。しかし、地盤改良というものがあります。
地盤改良を行えば、土地として機能します。

元々軟弱な地盤であれば、改良は必須ですが、盛り土を行っている土地に対しても地盤改良する必要はあります。
一般的に、盛り土した場合、地盤が完成するまでには最低でも10年かかるといわれてます。
造成した土地では地盤が弱いのです。盛り土等で造成した土地にも注意が必要です。


柱状改良工法
 家の基礎に沿って地面から筒状に掘削し、セメント固化材を注入し地中にセメント柱を作る工法です。
 地盤の制約を受けないので、ほとんどの地盤で適用可能です。恐らく、日本の家屋のほとんどはこの方法で
 やっているようです。ちなみに、我が家もこの方法で改良しました。


小口径鋼管杭工法
 家の基礎部分に沿って鋼管の杭を埋込む工法。地盤条件の制約があまりなく土壌制約を受けづらい。
 

表層改良工事
軟弱地盤にセメント固化材(粉体)を散布し、混合し地盤を水和反応により硬化させて、強固にを仕上げる工法。
比較的浅い深度で地盤の固さににばらつきがある場合に用いられる工法です。


地盤改良が必要かどうか、建築前には必ずポーリング調査というものを行い、地盤の強弱を判定します。
その結果を建築会社に提出させるようにしましょう。
また、改良工事を行った場合、どの方法で改良を行い、改良不具合発生した場合どれだけの
保証があるかを確認しましょう。
我が家の場合、このようにレポート資料と、保証書があります。






 

家の裏が崖といったケースがあります。
やっぱり怖いのは、崖崩れです。
雨や中度の地震で崩れることもあります。
よう壁で防御してあれば家が押しつぶされる可能性は低いですが、
崖がむき出しになっている場合は要注意です。
こういった場所は避けたほうがいいです。
何もしなくても突然崩れてくるケースさえあります。


Point!
「裏が崖」の物件は避ける。
地盤が軟弱な地域、または造成土地は避ける。但し、地盤改良すれば問題はなし。
ポーリング調査の結果と施工改良のレポートを提出させる
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